世紀末フェティッシュ読本

発行:オークラ出版

価格:1,500円

内容密度 ★★★★ 
マニア度 ★★★★ 
すごい度 ★★★★ 
怪しい度 ★★★★ 
お買得度 ★★★★ 
 SMからの流れを汲むフェチの大道ラバフェチを中心に、ボディピアッシング、タトゥーなどを映画、マンガ、ゲーム、ネット、雑誌、ファッションと多岐に渡る幅広い分野からアプローチしている。

 フェチはなにも特殊な嗜好じゃなくて誰もが潜在的にもっている性倒錯的なレトリックのような気がする。たとえば包帯娘にグッときてしまうひとはこの本にも紹介されてるロマンスロコンブとかトレバーブラウンなんかの自虐的なメディカルアートに通じる感性をもってるかもしれない。それを開花することができたら、きっと誰もがフェチになれる。

 でもこの本の本当の見所は、吉田メグミさんにキャットスーツを試着させちゃうところでしょう。やっぱり。

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 ニューカルチャーブックシリーズ3。オークラ出版の方が当ゲストブックに書いてくださったからではなく、純粋にお薦め。
なし
 1997/11 putdown
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