麻薬・脳・文明

著者:大木幸介

発行:光文社

価格:770円

内容密度 ★★   
マニア度 ★★★  
すごい度 ★★   
怪しい度 ★    
お買得度 ★★★  
 カッパなうえにこの装丁なので一見するとどうしようもない本に見えるが、これがなかなか侮れない。それなりにアカデミックな内容なので俗な情報を求めている人にはちと辛いかもしれないが、ドラッグの脳内作用や、気持ちよくなる原理を知りたいひとには、うってつけ。本来難しい話しもサルでもわかるようにやさしく解説してくれている。

 この本では味わえないが、大木幸介氏の文章は読みやすいうえにいかにも気のよさそうな人柄が文章の端々にうかがえ、脳理学的なドラッグ入門書には最適。ぜひお薦め。

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麻薬や脳内麻薬の分野で権威ある大木幸介氏の新書。A10神経という単語を広めたことでも有名。亜種として『脳内麻薬と頭の健康』『毒物雑学事典』『脳から心を読む』などが講談社のブルーバックスシリーズから出ているので、この本に読みふけってしまった人は併読するとなおよろし。
【 ISBN 】4-334-06053-6
【 書 名 】麻薬・脳・文明 カッパ・サイエンス
【 著 者 】大木幸介著
【 概 要 】1990.9発行/\770/[寸法]17.3cm B40(新書)判/[頁] 204p/[重量] 190g/[書籍小包〒料金] \240
【 分 野 】医学・歯学・薬学
【 形態/対象 】新書本/一般 [C分類]0247
【 NDC 】493.155
【 取引コード 】2271
【 発行社 】(株)光文社
 1997/03 putdown
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