ハッカーズ |
著者:スティーブン・レビー 発行:工学社 翻訳:古橋芳恵/松田伸子 価格:2,575円 |
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「ハッカー」が本来どういう意味をもつか、この本あたりから見出すことができる。ただ、未だにMIT世代の用語として扱おうとすることは道理的に間違えだ。言葉は生き物でありその意味は流動的に日々刻々と変化している。俗語ではあるものの、クラッカーとハッカーの違いすら分別つかない今の社会に対して、誰も強要的な定義づけはできないはずである。
ということで、この本は電算機登場以来、本来のハッカーが培ってきた功績が余すことなく書かれている。ハックとはコンピュータの横においた鉱石ラジオがノイズを受けて偶然にも音楽を奏でてしまうことであり、LEDを点滅させてゲームとして楽しんでしまう行為だった、とスティーブンレビーは申しております。 |
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とくになし。 |
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1997/03 putdown |