THE BASIC

編者:金沢 修

発行:技術評論社

価格:490円

内容密度 ★★★★ 
マニア度 ★★★★★
すごい度 ★★★★ 
怪しい度 ★★★★ 
お買得度 ★★★★ 
 昭和60年という、とてつもなく古い雑誌なのでここで紹介していいものかどうなのか躊躇してしまうが、この頃の『THE BASIC』(ちょっと前までは『ざべ』だった)はいわゆるハッカーの育ての親的存在。その後レンタルソフトの取締まりと共に編集長が変わってしまい、まったく面白くないただの技術誌に成り下がってしまったが、当時の『THE BASIC』はハッカー専門誌といっても過言ではないアナーキーさをもっていたんである。

 広告の大半はコピーソフトで埋め尽くされ、記事やリストの内容といえばプロテクトの解析報告やコピーソフトのプログラムが大半で、挙げ句の果てにキャッシュカードの解析まで載っていたという三才もびっくりの元気さをもっていた。アインシュタイン、RATS&STAR、COPY BOY、時分秒、なんて言葉にピンとくるひとなら読んでいたハズ。なつかしいねどーも。

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技術評論社の現『ざべ』(ベーマガと混同しないように)。今の雑誌での位置付けは難しいが、当時パソコンの解析系といえば技評か秀和か、と相場がきまっていた。
なし
 1997/07 putdown
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