電脳無法地帯!

発行:宝島社

価格:952円

内容密度 ★★★★ 
マニア度 ★★   
すごい度 ★★★★ 
怪しい度 ★★★  
お買得度 ★★★★ 
 お馴染み別冊宝島。タイトルを裏切ることなくハッキングの記事が大半を占めるが、宝島にしてはちょっと謙虚な時期の発刊になった気がする。

 三才ムックはさておき、中身のないハック系スキャンダル誌と比較すると、かなり濃い内容になっている。ざっと章見出しを掲げてみると「裏稼業繁盛記」「非常識野郎たち」「ハッキング天国」「著作権無法地帯」「インターネットの奥の奥」「プライバシー泥棒」「ネットワーク社会」といった具合で、決してコアではないものの幅広いジャンルを網羅しているので、ちょっと裏事情に興味のあるサラリーマンからランドセル背負ったハッカー君までみんなで楽しく読めるつくりになっている。と思う。

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別冊宝島328。ライター群はいわずもがなのクーロン黒沢氏を筆頭にその悪友も多数。例によって夏原武橋本典明など、けっこう豪華な顔ぶれが揃っている。
なし
 1997/07 putdown
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