コンピュータ犯罪 驚愕の事件ファイル

発行:青春出版社

著者:中見利男

価格:476円

内容密度 ★    
マニア度 ★    
すごい度 ★★★★  
怪しい度 ★★★★ 
お買得度 ★    
 表紙に踊る「ハッカーの大襲撃、電子メール爆弾、サイバー殺人…」の文字。文庫なので題名に釣られて立ち読みもせずに買ってしまったが騙された。

 なぜかというと、本文をちょっと引用するならば

  エディが片手を上げて帰りかけたとき、けたたましくアラームが鳴り響いた。
  「侵入開始 レベル1 突破されました」
  「レベル2 ブロックしました」
  「侵入開始…」
  「侵入開始 レベル1 突破されました」
  「侵入開始…」
  「なんだと?」
  二人は赤いランプを見つめたまま、呆然と立ち尽くした。

 カッコイー…

 冒頭5ページ目ですでにこの調子なので、この先はろくに読んでいないのだが、ケビンミトニックが核戦争を起こしかねないと危惧する場面もあるようなので、トンデモ本として笑って楽しむぶんには最強の本である。

..............

.......

表紙をよーくみると「電脳犯罪エンターテイメント」と小さな字で書いてあるので悪意はないと思われるが、オナニーは人目のつかないところでやってほしい。
なし
 1998/01 putdown
《 Return to Contents 》