ヘンなインターネット

発行:宝島社

価格:743円

内容密度 ★★★  
マニア度 ★★★  
すごい度 ★★★  
怪しい度 ★★★  
お買得度 ★★★  
 サブタイトルは『実録!「インターネットはからっぽの洞窟」日本語版』。『インターネットはからっぽの洞窟』をパロッているけど、どちらかというと『インターネットはまっくらな洞窟』のような気がする。いつ後から襲われてもおかしくないような、そんなサイトにまつわる記事が多い。

 マルチ、スパム、われず、地下ゲー、アイコラ、ボム、と日夜ブツブツとひとりごちながら掲示板に「ヒヒヒ」とか「死ね死ね」とか書いてスッキリしてる方々に馴染み深いところの逸話が多く、ネットコミュニチィとかいうアノニな人間関係のなかで、ひとはどれだけ壊れるものなのか、騙されるものなのか、無責任になれるのかをレポートしてくれる。

 ネットにいる以上は誰しもがヒトゴトではないだろうけど、どちらかというと「インターネットはじめましたぁ」という初心者さんや、「うむ。インターネットというのはどういうものかね」という一般の方々にお薦めしたい。

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別冊宝島もいよいよ本格的に“こちら”側に本腰を入れてきたな、という感じ。あやしいわーるどのしば氏も書いてたりする。関係ないけど、表紙のモザイクのセンスがたまらなく気にいってしまいました。
なし
 1998/01 putdown
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