Mr.マリック超魔術の嘘 |
著者:ゆうむはじめ 発行:データーハウス 価格:980円 |
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「ハンドパワ〜です」の名句を放ちながらスプーンをグニャグニャにしたり、500円玉にタバコを貫通させちゃったりして信じる者も信じない者も仰天させたミスターマリックが、ある日を境にぽっくりといなくなってしまった理由は、ゆうむはじめ氏がこの本によって、ほとんどすべてのトリックを解き明かして、そのイカサマを証明してみせたからにほかならない。
『超魔術』シリーズを放映していた日テレもさすがに責任を感じているのか、その後『特ホウ王国』で彼を栗間太澄として復活させ、コメディー路線で細々と餌を与えているがそれも長続きしなかった。あれほどの人気を博したミスターマリックが、たった1冊の本でみんなから罵倒される人生を歩むとは、なんとも哀れな話しである。 |
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超心理学方面でそれなりに活躍しているゆうむはじめ氏の著。この本によってミスターマリックの仕事をすべて奪い上げた罪深き研究者でもある。ほかにマリックを徹底的に再起不能にした『Mr.マリック超魔術の嘘・再び』『Mr.マリック超魔術の嘘・実践編』や『宜保愛子霊能力の真相』『どこが超能力やねん』など多数。 |
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1997/08 putdown |