テリー伊藤の恐いもの見たさ探検隊

著者:テリー伊藤

発行:光文社

価格:1,300円

内容密度 ★★   
マニア度 ★★★  
すごい度 ★★★  
怪しい度 ★★★  
お買得度 ★★★  
 『お笑い北朝鮮』『お笑い日本共産党』などなど、ハッピーな日本の片隅に暗い陰を落としている分野に、あえて庶民的な視点で、それもブルドーザーのような強い押しで迫っていくテリー伊藤氏の新刊。

 この本では、総会屋Z氏、公安X氏、ヤクザ組長B氏への突っ込んだインタビューや、交通刑務所や海上自衛隊の駆逐艦に乗り込んでの見学取材。はたまた創価学会や日本相撲協会に独自の見解を示すなど、相変わらずのヤンチャぶりを発揮してくれている。

 テリー伊藤の言い草、芸風、取材の切り口には頭が下がるばかりか尊敬に値するけど、単行本になるときまっていつも密度が薄い。内容は濃いけど、つまり文字数が少ないんである。セコイ。まぁそのへんもまた憎めないところでもあるんだけど。

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「浅ヤン」「天才たけしの元気が出るテレビ」でお馴染み、自他共に認める天才ディレクターテリー伊藤氏著。政治経済、文芸に週刊誌モノに女に裏ネタと、とにかくジャンルを問わずあっちこっちに顔を出しまくっている。
なし
 1997/09 putdown
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