アメリカを葬った男 |
著者:チャック・ジアンカーナ 翻訳:落合信彦 発行:光文社 価格:1,800円 |
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ちょっと雰囲気をかえてマフィア本。ケネディ暗殺とマリリンモンローの死は疑惑だらけで未だにいろんな説があるけど(CIAの仕業だぎゃ)、この本では「実は俺の兄がやったんだぜ。それだけじゃないぜ。モンローだってそうさ」という本当だったらエライこっちゃな告白本。この本に限ってはもう真相はどうでもいいと思えるほど過激なマフィアのドン“サムジアンカーナ”のし烈な生き様が綴られていて、ちょっと裏の関係があった権力(政治家やスター)をダシにジアンカーナの生涯を語ったようなイヤラシイ出来栄えになっている。まぁ純粋にマフィア本として読めばそれなりに楽しめるので紹介した。 |
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数多くあるケネディ暗殺の内幕話しのなかでも、それなりに衝撃的な内容だったのでそれなりの波紋を呼んだが、暴露本というよりかむしろゴッドファーザーの自伝といったほうが手っ取り早い。最後のほうにカエルの小便程度のケネディ暗殺の関与があるが、公式公開されるの2039年までオズワルドは冤罪でCIAが悪人ということにしておこう。 |
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1997/04 putdown |