FBI心理分析官 |
著者:ロバート・K・レスラー/トム・シャットマン 翻訳:相原真理子 発行:早川書房 価格:1,800円 |
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マーダー系ノンフィクションの火付け訳。ミリオンセラーのお馴染みの書だ。この本を読んで殺人鬼に興味をもたれた方も多いと思う。
著者のレスラー氏は元FBI行動科学科特殊捜査官主任で、たとえはへんだが米国版小田晋といったところか(やっぱへんだ)。アメリカで知名度の高いA級殺人犯とはほとんど顔馴染という羨ましい方である。 登場する変態さん達も有名人ばかりなので、ある程度の予備知識をもって読めば氏の体験談がとても心地好く読めるだろうし、手記的な要素が強いのでノーマルな方でも安心。氏の人柄や主義主張もわかりやすく、翻訳の巧さも加わってとても好感的な読み応えをあたえてくれる。ただ、これは仕方ないことだが、資料性には欠けてしまっている。 |
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FBI心理分析官2もあるよ。 |
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1997/06 putdown |