FBI心理分析官

著者:ロバート・K・レスラー/トム・シャットマン

翻訳:相原真理子

発行:早川書房

価格:1,800円

内容密度 ★★★★★
マニア度 ★★   
すごい度 ★★★  
怪しい度 ★    
お買得度 ★★★★ 
 マーダー系ノンフィクションの火付け訳。ミリオンセラーのお馴染みの書だ。この本を読んで殺人鬼に興味をもたれた方も多いと思う。

 著者のレスラー氏は元FBI行動科学科特殊捜査官主任で、たとえはへんだが米国版小田晋といったところか(やっぱへんだ)。アメリカで知名度の高いA級殺人犯とはほとんど顔馴染という羨ましい方である。

 登場する変態さん達も有名人ばかりなので、ある程度の予備知識をもって読めば氏の体験談がとても心地好く読めるだろうし、手記的な要素が強いのでノーマルな方でも安心。氏の人柄や主義主張もわかりやすく、翻訳の巧さも加わってとても好感的な読み応えをあたえてくれる。ただ、これは仕方ないことだが、資料性には欠けてしまっている。

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FBI心理分析官2もあるよ。
【 ISBN 】4-15-207846-4
【 書 名 】FBI心理分析官
【 原書名 】Whoever fights monsters 言語:英語
【 著 者 】ロバ−ト・K・レスラ−、トム・シャットマン著
【 概 要 】1994.4/発行 \1,800/[寸法] 20cm 四六判/[頁] 286p/[重量] 420g/[書籍小包〒料金] \310
【 分 野 】外国文学/その他
【 形態/対象 】単行本/一般 [C分類] 0098
【 NDC 】368.6
【 取引コード 】6942
【 発 行 社 】(株)早川書房
 1997/06 putdown
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