快楽殺人の心理 |
著者:ロバート・K・レスラー他 翻訳:狩野秀之 発行:講談社 価格:1,600円 |
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異常性愛に基づく快楽殺人が欧米と比較して少なかったのは、日本が古来からの農耕民族であり肉食で大型哺乳類の解体作業に携わることが少なかった文化に由来している。らしい。
この『快楽殺人の心理』では『FBI心理分析官』で触れられることが少なかった氏のプロファイラーとしての心理鑑定の基礎理論を素人さんでも理解できる範囲で簡単に説明している。それでも、そこそこ論文的なつくりなので『FBI心理分析官』では満足できなかったマニアには有益だろうけど、サラッと読み流すには多少内容が濃すぎるかも知れない。 |
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『FBI心理分析官』の名著を持つロバートKレスラー氏の邦訳第2弾。この本で満足してしまったサイコマニアは『イマーゴ』や『ここの科学』みたいな雑誌で精神分析技法の基礎体力をつけるといいかも。 |
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1997/06 putdown |