悪い警察とたたかう本

編著:千代丸健二

発行:筑摩書房

価格:1,100円

内容密度 ★★★★ 
マニア度 ★★★  
すごい度 ★★★  
怪しい度 ★★★★ 
お買得度 ★★★★ 
 補導された時、職質された時、万引きがバレた時、交通違反でキップを切られた時、検挙された時、取り調べの時、どう対処すれば逃げることができるかがQ&A形式で伝授される。千代丸氏の著作は、このテの本の先駆けである。

 警官と自分との会話がシナリオになって説明してあるんだが、読んでいるといとも簡単に警官を撃退することができるんだなぁと感心させられる。しかし実際職質や逮捕された時、そうシナリオ通りに事が運ぶはずもなく、たいていは反論すればするほど手厳しく尋問されるのがオチなので、たいして法的知識のない小市民がこういう本でノウハウをつけても怒鳴られてシュンとしてしまうのが関の山。読んで楽しむだけに留めておこう。

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「人権を守る会」「人権100番」の大地主、千代丸健二氏の一冊。ほかに『無法ポリスとわたりあえる本』『ザ警察対抗法』など、人権を盾に常に警察と真っ向から対立している。
【 ISBN 】4-480-04162-1
【 書 名 】悪い警察とたたかう本 ちくまプリマ−ブックス 62
【 著 者 】千代丸健二著
【 概 要 】1992.2発行 \1,100 /[寸法]18.3cm B6判/ [頁] 214p/[重量] 250g/[書籍小包〒料金] \240
【 分 野 】社会
【 形態/対象 】全集・双書/児童[C分類] 8336
【 NDC 】K317
【 取引コード 】4604
【 発行社 】(株)筑摩書房
 1997/04 putdown
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