東大落城 |
著者:佐々淳行 発行:文藝春秋 価格:1,400円 |
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安保条約改定をめぐって争われた1970年前後は、まさに過激派学生と機動隊の“戦争”だった。正義にはじまった反権力闘争もエスカレートしていくにつれ爆弾や銃器によるテロへと変容。安田講堂事件はそんな第二次反安保闘争の中心に位置する事件だ。
この本は当時の機動隊を総指揮していた警備一課長佐々淳行氏の手によって、機動隊と過激派との攻防戦を警察側の視点からスピーディーかつ濃厚なタッチでドキュメントアップされている。とても読みやすく迫力があってお薦め。 |
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佐々淳行氏の著書。この本と『連合赤軍あさま山荘事件』の2冊はまとめて総集され文藝春秋からビデオ発売されている。 |
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1997/04 putdown |