傭兵マニュアル |
著者:毛利元貞/監修:柘植久慶 発行:並木書房 価格:1,600円 |
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たわいもない傭兵戦術マニュアルだけど、著者が毛利元貞氏なのであげてみた。
この毛利元貞氏はヒョロッとてメガネをかけたオタク風貌で、秋葉原あたりにおいたら一瞬のうちに存在感をなくしてしまいそうな体形と顔つきなのに、実はゴルゴ13もビックリな精神力に体力に格闘術に射撃術に冷静な判断力を持つ、まさに傭兵として生まれてきたような男なんである。 そんな氏の驚異的な戦術やテクニックはテレビをはじめあっちこっちの雑誌でお目にかかれるが、この本はSASの各種教程を中心に自らペンを握ってそのノウハウを伝授してくれる。 |
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氏の知名度がまだ低かったためか監修に柘植久慶の名が寄せてあるが、今や柘植久慶よりも高い知名度をもつんではないか。陸上自衛隊除隊後「戦いたい」ためにフランス外人部隊に志願入隊。わずか1年半で伍長に就任した実力は伊達でない。 |
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1997/08 putdown |